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▼概要
- この疾患は小さな結節(肉芽腫)が全身に出現する疾患で、特に両側肺門リンパ節、肺、眼、皮膚に出現することが多い。特に眼や呼吸器に病変が来ると日常生活に支障を来し、自覚症状により病気が発見されるのも眼の異常によるものが多い。
▼臨床所見
- 羅患した部位によりその症状は異なるが、眼症状としての霧視、羞明、飛蚊、視力低下が顕著で、部位により、皮疹、咳、全身倦怠などもある。しかし、集団検診の胸部レントゲンで発見されることが多く、発見時は無症状であることもしばしばである。
▼検査所見
- 胸部X線により両即肺門リンパ節腫脹(BHL)や肺野陰影が見られる。またACE(angiotensin converting enzume)の上昇と、ブドウ膜炎が認められる。また、診断困難な場合は皮膚や表在リンパ節の生検が行われる。
▼治療
- 原因不明であるため、肉芽腫形成に対して抑制効果のあるステロイドホルモンの投与が行われる。基本的に病変が局所にとどまっているときは局所的に、病気が進行してくると内服を行う。
▼予後
- 大半は自然に軽快になるが、一部(20%程度)は慢性化する。そして残り5%程度の人は進行性の難治性を示します。死亡することは少ないものの、心筋にサルコイド結節ができ、心不全になって死亡する例があります。
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